マイナビ進学トレンド総括とは

前年度に行った各種調査を改めて統合・分析し、進学トレンドの全体像を総括します。

主に前年度の高校3年生を分析対象としており、最新の進路意識・行動を俯瞰して確認いただけます。

主な分析対象:2026年3月卒生

2026年度マイナビ進学トレンド総括

2026年6月作成 総括報告書

2026.06.12

総括概要
本資料の目的
マイナビ進学の活用状況と高校生への調査から高校生の進路選択の実態に迫ること。
資料作成に使用した実施調査一覧
・高校生の進路意識と進路選択に関するアンケート調査
・マイナビ進学会員定期調査
・大学認知度・イメージ調査
・専門学校志望者に関する意識・行動調査
報告内容(抜粋)

私立大学で年内入試の利用割合は約6割に

選抜方式別の入学者数を円グラフで示した。国立大学では、総合型選抜の割合は全体の7.7%、公立大学では6.0%にとどまっている。一方、私立大学では22.8%と、入学者の4分の1に迫る割合となっている。

また、私立大学においては、総合型選抜と学校推薦型選抜を合わせた「年内入試」による入学者の割合が、本年度は約6割に達した。各大学で試験内容が大きく異なり、対策が一様ではない入試方式であるにもかかわらず、志願者数は増加傾向にあり、その注目度の高さがうかがえる。

▼本PDF(P.9)よりグラフを抜粋

 

進学先の認知は2年生春・3年生春、請求・イベント参加は3年生夏に集中

本章の内容を下記表のとおり1枚にまとめ、学校種別(大学/専門/全体)により色分けしている。

昨年のまとめ(次ページ参照)と比較すると、大学の認知最多時期は少々早く、専門学校の認知最多時期は昨年と変わらない結果となった。

資料請求時期は昨年から少々後倒しとなった。

▼本PDF(P.13)よりスライド抜粋
※大学の認知最多時期は「高校入学以降の最多時期」

 

年内入試受験者の約9割が進学先のイベントに参加、オープンキャンパスの満足度は約8割

年内入試受験者を対象に、志望段階別のイベント参加状況および進学先のオープンキャンパスの印象を集計した。
その結果、進学先のイベントに参加した割合は約9割に達し、その他の検討校についても6割以上が参加していることが分かった。
また、進学先のオープンキャンパスについて「良かった」と回答した割合は約8割であった。

▼本PDF(P.45)よりグラフを抜粋

▼本PDF(P.47)のグラフを編集

担当者コメント

近年、入試制度の多様化や教育環境の変化を背景に、高校生の進路選択を取り巻く状況は大きく広がりを見せています。選択肢の拡大に伴い、進路検討は早期化するとともに、段階的に時間をかけて進められる傾向が一層強まっています。

文部科学省の調査では、2025年度入試において、総合型選抜や学校推薦型選抜に代表される「年内入試」の利用が私立大学で約6割に達し、過半数を占めるに至りました。さらに、高校での探究学習等を評価する入試方式も広がりを見せており、入試にとどまらず、高校生活全体を取り巻く環境もまた大きく変化しています。

当研究所が2025年度に実施した調査では、早い方であれば高校入学前から、実際に感じた学校の雰囲気や入試方式、将来との接続性といった複数の観点を踏まえ、慎重に意思決定が行われている様子もうかがえました。

進路検討における選択肢が拡大する中で、高校生は日々更新される多様な情報に主体的に接しながら、自身にとって納得感のある進路を模索しています。その過程においては、各段階に応じた適切な接点を継続的に確保し、検討段階や関心に即した情報を的確に届けていくことの重要性が、これまで以上に高まっていくものと考えられます。

本資料では、2026年3月卒業予定者に焦点を当て、進路選択における意識と行動の特徴を整理しました。
今後の募集広報および進路支援の一助としてご活用いただければ幸いです。

2026年6月 マイナビ進学総合研究所 研究員 川野 優実

調査結果PDF

INDEX

はじめに
Ⅰ.高校生の進学を取り巻く環境
Ⅱ.26年3月卒生の活動タイミング
Ⅲ.26年3月卒生の学校選びに関する意識
Ⅳ.年内入試受験者の動向

▼全文PDF

2026年度マイナビ進学トレンド総括