オープンキャンパス実態調査とは
「オープンキャンパス参加率」「参加校数」「参加のきっかけとなったプログラム」など幅広い調査を学年ごと、希望進路学校区分ごとに集計しています。
マイナビ進学オープンキャンパス実態調査
2022年9月実施 報告書
2022.11.02
志望度が上がったプログラムは3年生で「学部説明」がトップ回答に
全国の高校1~3年生に直近で参加したオープンキャンパスで志望度が上がったプログラムを聞いた。
3年生(リアル形式・オンライン形式)と1,2年生(オンライン形式)において、「学部説明」がトップの回答割合だった。
1,2年生(リアル形式)では「特になし」回答がトップだった。(図1)
また、イベントで知りたい情報/参加前に調べた情報/イベントで最も参考になった情報をそれぞれ聞いたところ、
いずれも「学べる内容」が高校1,2年生のトップ回答となり、進学先での学習内容を特に重視している姿勢が伺えた。(図2)
※図1,2ともに大学・短期大学志望の人の回答集計
▼【図1】志望度が上がったプログラム
▼【図2】イベントで知りたい情報/参加前に調べた情報/イベントで最も参考になった情報
今回の調査で、高校生がオープンキャンパスで「何を学べるか」を特に確認していることがわかりました。
志望度が上がったプログラムは「学部説明」がトップ回答ということからも、その傾向は間違いありません。
一方、昨今の高校生は多くの情報をWEB等から事前に得ているためか、参加した各プログラムで「志望度が
上がった」という回答はすべて3割未満に留まります。また、志望度が上がったプログラムがあったとしても、
その個数は1回の参加あたり平均1.0~1.2個でした。イベントを開催する学校としては、参加することでしか
得られない特別な情報・体感を提供することが強く求められていると言えます。(研究員 青木 湧作)
INDEX
イベント参加のべ総数(推計)/イベント認知のきっかけ(情報媒体)/イベント参加のきっかけ/
事前申込の有無/事前申込の経路/イベント参加のきっかけとなったプログラム/最もイベント参加のきっかけとなったプログラム/
実際に参加したプログラム/志望度が上がったプログラム/志望度が下がったプログラム/
志望度が上がった要因/志望度が下がった要因/
オープンキャンパスで知りたい・チェックしたい情報/参加前に調べた内容/最も参考になった情報/イベント同伴者
※全て「大学・短期大学/専門学校」「1,2年/3年」「リアル形式/オンライン形式」に分けて集計しています。