女子大に関する調査

マイナビ進学会員(女子のみ)

女子大に関する調査

2023年9月実施 報告書

2023.12.08

調査概要
調査回収期間
2023年9月22日~2023年9月29日
調査対象者
マイナビ進学会員(女子のみ)
有効回答者数
1,315 件
調査領域
全国
調査の経緯
一時期、女子大の募集停止や、共学化のニュースが相次いだ。それらの中には、
「就職に有利」「資格取得サポートが手厚い」といった内容から、
「お嬢様のイメージ」「女子だけの環境 は 怖そう」「学べる内容が限られているのでは」
といったものまで、女子大に対する一定のイメージが語られることが散見される。
果たして当の高校生は、女子大に対してどのようなイメージを持っているのか。
志望する理由は何なのか。志望しない理由は何なのか。
女子大に関する調査を通じて、その実態に迫った。
調査担当者コメント

今回の調査では、女子大・女子短大に対する高校生の考えに迫りました。※集計対象は女子のみ。
女子大を志望(第二志望以下含む)する女子高校生は、今回調査対象のうち27.2%。
その内の約7割は、進路調べを行ったうえ、”共学と女子大を比較検討した結果、女子大を志望”しています。
女子大にとってみれば、共学と競合になった結果”競り勝った”かたちと言えます。
”競り勝った”ポイントとして「なぜ女子大を志望したか」を聞くと、「学べる内容が自分に合っていた」が
最多の回答となりました。学べる内容を強みとして、そのさらなる強化が足元を固めるカギと言えるかもしれません。

また、女子大を志望しない女子高校生は、今回調査対象のうち70.6%。
その内の半数以上は、”進路調べをする前から、共学しか志望していなかった”と回答しています。
女子大を志望しない理由として「学内の女子だけの人間関係(先輩や友人など)に不安を感じた」の回答が最多となりました。
そもそもの女子大の魅力をさらに発信し、不安感を払拭することが、募集対象拡大の一手となるかもしれません。

さまざまなイメージが先行しがちな女子大・女子短大ですが、今回の「定量」調査で高校生が抱く考えが明らかになりました。
調査レポート全文は下記資料をご覧ください。(マイナビ進学総合研究所 研究員 青木 湧作)

調査資料はこちら