座談会実施日
2022年12月17日
テーマ
「何のために進学する?その先の人生設計とは?」
参加人数
高校3年生男子2名、高校2年生男子1名
01
実施の経緯
今の時代誰もがネット上で⾃由に学べるようになり、教育現場では探究学習が本格的に始動しています。
また終⾝雇⽤は過去のものとなり仕事のあり⽅も⼤きく変化しています。
学び⽅や働き⽅が多様化するなか、⾼校⽣は何を求めて進学するのか。
ディスカッションを交え、進学について率直に語ってもらいました。
02
調査担当者コメント
今回の座談会では、男⼦⾼校⽣と「進学」というテーマについてじっくり話をすることができました。
所属⾼校の形態も⼊学経緯も学びに対する考え⽅も異なる3名でしたが、Z世代の多様な価値観の現れだと感じています。
印象的だったのは、それぞれが⾃分の進路やその後の⼈⽣について深く真剣に向き合っていたこと。
周りが進学するからという理由ではなく、社会に⽬を向けて必要な⼒、⾝につけたい⼒を考えていました。
進路決定のプロセスや最終的に導き出す結論は異なりますが、⾃⾝の性格や特性と掛け合わせ、
社会で活躍するにはどうしたらよいかという前向きな模索を通してキャリア形成へと昇華させています。
激変する社会もありのまま受け⽌め、将来に対しての憂いや恐れも感じられませんでした。
想定以上に、進学先の「学業」と卒業後の「職業」のつながりにも重きを置いています。
学びを無駄にしたくないという思いも強く、⼊試の選抜⽅法にまでこだわっています。
また学校発信の情報を鵜呑みにせず、ある種懐疑的に捉える様⼦も垣間⾒られました。
よりリアルな情報を求めて、S N SやO C訪問を活⽤した情報収集を⾏っています。
このようなZ世代の多様なニーズに真摯に応えていくことも次世代の学校広報に必要なのではないでしょうか。