大学認知度・イメージ調査とは
全国の大学の認知度・各イメージ度合いを測定し、エリア別にランキング化した調査です。
大学認知度・イメージ調査
2024年7月実施 報告書
2024.09.11
※本集計では、その内大学進学希望8,537名の回答を集計しランキングを作成
各エリアの認知度ランキング
1位は関東・甲信越エリアは明治大学、関西エリアは3年連続で近畿大学。
▼認知度ランキング(BEST5)
各エリアのイメージランキング
全9項目のイメージをアンケートし、ランキングを作成
▼アンケートを行ったイメージ項目
学べる内容が充実している/時代にマッチしている/勉強が面白い/就職力が高い/キャンパスが立派な
グローバルな/イキイキしている/成長できそう/サポートが手厚い
「キャンパスが立派な」イメージランキングは、関西エリアでは関西学院大学が1位に。
充実した教育環境の整備・取り組みなどが評価につながったと推測される。
▼エリア別「キャンパスが立派な」大学イメージランキング(※5位まで抜粋)
「グローバルな」イメージランキングは、ノートルダム清心女子大学が中国・四国エリアで1位。
国際文化学部の新設、カリキュラムの導入などが支持を受けたと考えられる。
▼エリア別「グローバルな」大学イメージランキング(※5位まで抜粋)
高校3年生が志望校検討に影響するイメージは「学べる内容が充実している」が最多。
志望校の検討に影響するイメージ項目について聞いたところ、昨年調査同様回答割合が高い順に1位「学べる内容が充実している」、2位「就職力が高い」、3位「勉強が面白い」となった。
▼志望校検討に各イメージ項目がどれぐらい影響するか
※ランキングの続き及び他のイメージ項目ランキングは、ページ下部のPDFをご覧ください
■調査データの引用に関して
本調査データは大学Webサイト、印刷物等においてご自由に引用・転載いただけます。
ただしご活用の際には必ず“マイナビ進学総合研究所「大学認知度・イメージ調査2024」より “と明記ください。
志望校を本格的に決定し始める高3夏。この時期に全国のマイナビ進学会員3年生を対象に聴取する「大学認知度イメージ調査」は今回で3回目となります。
関東・甲信越エリアの認知度は、明治大学が1位となりました。
明治大学は、NHK連続テレビ小説「虎に翼」の主人公のモデルで、女性として初の弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子さんの出身大学としても注目を集めています。
また、同大学は文理問わず多くの学部を設置しながらも国際大会で活躍する多くのスポーツ選手を輩出しており、幅広い分野で成長の場を用意していることで、受験生の認知を獲得している様子がうかがえます。
「キャンパスが立派なイメージ」では、関西学院大学が関西エリア1位となりました。
建築家であるウィリアム・メレル・ヴォーリズが手掛けた設計でスパニッシュ・ミッション様式と呼ばれるデザインを基調としており、その美しいデザインは人気を集めています。
「グローバルなイメージ」では、グローバル化・価値観の多様化が進む現在社会で必要不可欠や語学力、国際理解力などを習得するカリキュラムを提供しているノートルダム清心女子大学が中国・四国エリア1位となりました。
多様な成長機会や充実した教育環境が学生に高く評価されていることがわかります。
また今回は、イメージに関連する更なる調査を行いました。認知度・イメージ調査で聴取している項目(「学べる内容が充実している」「時代にマッチしている」など9項目)について、「そう思うのはどんな時か」を問うものです。併せて公開しておりますので、ご確認いただければと思います。(「大学イメージ形成調査」はコチラ)
学校の改革や改善は、些細なことでも高校生の目には触れられているもの。今後も各大学の動向や、高校生の意識に目を向けて参ります。
(研究員 青木 湧作)
INDEX
調査トピックス
INDEX・ランキング作成方法
1 調査概要
2 認知度ランキング
3 イメージランキング
4 志望校検討に各イメージ項目がどれぐらい影響するか