大学イメージ形成調査
大学イメージ形成調査
2024年8月実施 報告書
2024.09.11
実施
集まった回答(大学進学希望者のみ、N=157)の集計結果から、本調査の選択肢を設定した。
イメージ項目:学べる内容が充実している
「カリキュラムが充実している」の回答割合が64.2%と最多。2位は「施設や設備が充実している」。
イメージ項目:イキイキしている
「学生が授業や研究に熱心に取り組んでいる」の回答割合が57.7%と最多。
イメージ項目:サポートが手厚い
「就職率が高い」の回答割合が53.6%と最多。
これまでマイナビ進学総合研究所では、全国の高校3年生1万人以上の声を集め、「大学認知度・イメージ調査」(当ページ公開時の最新調査はコチラ)を行ってきました。各エリアの高校生に、そのエリアの大学を中心に「知っているかどうか」を聴取し、知っている大学についてはその大学のイメージを聞いています。(イメージ9項目を提示し、当てはまるものを回答する形式)。今回は、それらのイメージに関連する更なる調査を行いました。認知度・イメージ調査で聴取している項目(「学べる内容が充実している」「時代にマッチしている」など9項目)について、「そう思うのはどんな時か」を問うものです。
今回の調査では、「この大学はイキイキしていそう」だと思うのは「学生が授業や研究に熱心に取り組んでいる時」が1位、「自分が成長できそう」だと思うのは「選択できる授業の幅が広い時」が1位、「サポートが手厚そう」だと思うのは「就職率が高い」が1位に続き「教授との距離が近い」が2位などと、それらのイメージを形成する具体的なシーンが明らかになってきました。(具体的なシーンがオープンキャンパスなのか、学校案内で読んだ時なのか、などの「媒体」「経路」の要素は詳細になり過ぎるため、今回調査からは省いています。)中には、「学べる内容が充実していそう」と思う時の2位が「施設や設備が充実している時」などと、一見して関連が薄そうなものが上位ランクインしたりも。「施設や設備が新しい時」は、「時代にマッチしていそう」と思う時でも2位にランクイン。(今回の調査の回答選択肢は、事前に自由回答式で同様の調査を行い、多く集まった回答をもとに選択肢を作成しています。)
これまでの認知度・イメージ調査の結果公表では、学校ごとが「どう思われているか」のみをご提示して参りましたが、今回の結果をご参考に「それはどのように改善できるか」をご検討いただければ幸いです。(研究員 青木 湧作)
INDEX
イメージ項目:
学べる内容が充実している
時代にマッチしている
勉強が面白い
就職力が高い
キャンパスが立派な
グローバルな
イキイキしている
成長できそう
サポートが手厚い
大学イメージ形成調査