マイナビ進学会員定期調査

■第一志望学校の検討状況

■学校キャンパスで開催されるオープンキャンパス・体験入学について

■将来就きたい仕事の検討状況

■進路検討において考える順番   

全文PDFの冒頭ページ”調査結果トピックス”の内容を抜粋。
その他の調査結果を含め、詳細は本ページ下部の全文資料（PDF）を参照されたい。

今回で「マイナビ進学会員定期調査」は12回目の実施となりました。

高3生（25卒）は進学先種別を約8割、学びたい分野・系統を約7割が確定させ、6割以上は第一志望校も確定しているという結果でした。
将来の仕事については、半数以上が”決定済み”と回答しており、こちらは24年卒・23年卒の同時期調査と比較して、直近3年の調査で最も多い回答割合です。
前回6月調査での各項目の決定・検討状況も例年に比べて高い結果でしたが、引き続き高3生が早めに進路を決定しているということが窺えます。

オープンキャンパスなどのイベント参加状況を見てみると、高3生のリアルイベントの参加経験は昨年同時期調査よりも高い9割で、高1,2生も前回6月調査と比較して大幅に参加率が増加していました。
一方で、オンラインイベントの参加率はいずれの学年も前回調査時からは増加しているものの、昨年調査時の同学年よりも減少している結果でした。
オープンキャンパスの参加実態については、別途調査（オープンキャンパス実態調査）を実施しておりますので、そちらの結果もあわせてご確認いただければと思いますが、アフターコロナが進み、オンラインイベントについては遠方の高校生向けに特化するなど、リアル形式との差別化が必要となっていきそうです。

また、今回はフリーアンサーで進路選択や高校生活における悩みや大変なことを聴取しました。
進路選択に関する設問が続く調査内で聞かれているということもあるかと思いますが、「進路選択」と「高校生活」を分けて設定したにもかかわらず、「高校生活」における悩みや大変なこととしても進路選択関連の回答が多く寄せられました。
高校生にとっての進路選択の大きさ・重さが伝わってくるようです。

引き続き、マイナビ進学総研ではリアルな高校生の声や実態を分析し、高校現場や各教育機関の皆様の一助となるよう、目指してまいります。
（研究員　横塚 聖子）

2024年9月実施マイナビ進学会員定期調査